ライブが片っ端から延期、または中止になっていますね・・・。
3月8日に観に行く予定でチケットを取っていた(しかも整理番号ひと桁)、松本での中村一義のライブは6月14日に延期になりましたが、それも再延期となってしまい、開催の見通しが立たないままです。
先日、どんな様子かなと思って公式サイトを覗いてみたら、この土日に開催される「オンラインやついフェス」でライブ配信をやるという情報が載っていました。
いろんなアーティストによるライブ配信がよく行われているのは知っていますが、今まで一度も観たことがありません。やっぱり、ライブハウスで生で観るのとは訳が違うので、あえて観ようという気にならなかったのです。
しかし、最近の中村一義の演奏は聴いたことがなかったし、観に行く予定のライブと同じ「Acoustic set with 三井律郎」という編成になっていたので、どんなものか観てみることにしました。
それほど気に留めていなかったせいもあって、ライブ開始時間の17:30を10分ほど過ぎたところで、YouTubeにアクセスしました。
すると・・・
無観客のライブハウスで、アコースティックギター1本の伴奏で歌う中村一義の姿が現れました。この曲は・・・これは「素晴らしき世界」だ!
そこから一気に引き込まれてしまいました。ただのYouTubeの動画のはずなのに、何だろう、この臨場感は。
いつもは「うざい」と感じるリアルタイムのコメントも気にならず、むしろオンタイムで何人ものファンと共有している感覚が沸いてきます。
いいじゃん、ライブ配信!ライブハウスで観るのとは全然違うけど、これはこれで楽しいよ!
「君ノ声」、「キャノンボール」と続き、ラストは新曲「愛にしたわ」。たった20分ほどでしたが、濃厚なライブでした。
ついでに他のチャンネルに切り替えたら、「サンプラザ中野くん」が「Runner」を歌っていました。しかも、ギターはパッパラー河合。懐かし過ぎでしょ!
いやいや、いいなあ、オンラインフェス。面白いよ、これ!
20:35からは、ニコニコ動画で「サニーデイ・サービス」のライブ配信を観ました。
1曲目は「baby blue」。
新ドラマー大工原幹雄が加入してからの演奏は初めて観ましたが、丸山晴茂とは全然違ってキレッキレのドラムで、全く別の曲のような印象でした。
「セツナ」では3人の激しいプレイの応酬で、めっちゃコーフンしました。
「青春狂走曲」では、たまたまなのか、田中貴のコーラスパートが良く聞こえてきました。こういうところもライブならではですね。
サニーデイ、カッコいいじゃん。ドラマーが替わったら、良くも悪くも、普通にカッコいいロックバンドになっちゃった。
(それでも、自分は丸山晴茂のドラムの方が圧倒的に好きですが)
最後にはやついいちろうが出てきて、アンコールを要望し、画面上のコメントも「アンコール!」の文字が飛び交い、それに応えて「シルバースター」を演ってくれました。これもライブ感すごいですね。
フェスは、ライブ配信でも十分に楽しめることが分かりました。やついいちろう、凄いことをやってくれましたね。
開催が中止になったほかのフェスも、何らかの形でオンラインでできれば良いですね。アーティストを応援する意味でも、何かいい配信イベントがあれば有料でも参加してみたいと思いました。
最近のコメント