アメリカ滞在のために必要なビザを申請するため、米国大使館に面接をしに行ってきました。
2001年のテロ以来、アメリカではビザ取得がより厳しくなり、ビザ申請者は必ず大使館で面接を受けなくてはいけないのです(16歳以下と60歳以上は面接免除)。駐在員の家族も同様。ということで、自分とカミさんが面接の対象になります。
長女は幼稚園に行かせ、二女はカミさんの実家に預けて、まだ乳飲み子の長男を連れて、カミさんと3人で上京してきました。
予約時間の1時間前に大使館に着いたら、なんと敷地の外の歩道に長蛇の列ができていました。うげー、これ全部ビザ申請の人たち?!こんなに大勢いるの?
周りには警備にあたる警察官が何人もいて、ちょっと物々しい雰囲気でした。何台か車が大使館の敷地内に入って行くのを見ましたが、一台一台ボンネットをあけ、車の下まで念入りに調べられていました。チェックが終わると、門の前に作られているものすごく頑丈そうなバリケードが解除されて、ようやく車が入れることができます。
肌寒い中、歩道に並ぶこと約1時間。セキュリティーチェックを受けて、やっと敷地内に入ることができました。待たされるとは聞いていましたが、敷地内に入る前からこんなに待つことになるとは・・・。
次は受付で提出書類のチェック。ウチは家族5人分の申請書類を全部まとめて束ねてあったのですが、一人一人に分けて下さい、と言われ受付横のテーブルでしばらく仕分け作業をするハメになりました。
ようやく書類が整い、面接会場に入りました。手前に椅子がズラッと並び、奥にはガラス張りになった窓口が10ヵ所。名前を呼ばれた人がその窓口まで行き、立ったまま面接をするようです。ちょうど病院の待合室みたいな雰囲気です。
この空間は、まさにアメリカそのものでした。甘い芳香剤のような匂い、薄暗い照明、やたら重いドア、天井から壁の質感まで、まさにアメリカで感じたままです。ここは完全に外国なんだと実感しました。
ここでさらに待たされること1時間。ようやく名前が呼ばれて、窓口に行きました。ガラスの向こうから、女性の面接官がニコニコしながら話しかけてきました。
「Can you speak English ?」
「えーと、あああA little...」
「OK. How long ○×□※▽○△×※□@ ?」
「・・・えと、あ、すいません(汗)」
「アー、アナタハ、ナンニチカイシャデハタラキマシタカ?」
「・・・15年です」
「アメリカデハタラクコウジョウハ、ドコニアリマスカ?」
「アーバインです。カリフォルニアの」
質問はたったこれだけでした。カミさんは長男を抱っこして横に立っていましたが、何も質問されませんでした。最後に面接官がビザの申請が受理された旨が記載された紙を渡してくれて、終了。時間にして、2分足らずでした。
長野から東京まで2時間かけて行って、着いてから2時間待って、実際に面接したのは2分。何だかめちゃめちゃ疲れました。
何はともあれ、無事に終了してひと安心です。いい経験をしました。